povo 2.0のおすすめポイントとデメリットについて解説します。
povo2.0は、KDDIが提供しているオンライン専用のプランです。
auと対をなす、格安な料金プランが魅力。
可愛らしいイメージキャラクターを見たことがある方もいらっしゃると思います。
この記事では、そんなpovo2.0の”おすすめポイント”と”デメリット”をわかりやすく解説していきます。
- povoって本当におトクなの?
- 自分にとってpovoは合っているのかな?
- povoに乗り換えるデメリットってないのかな?
こんな方は、ぜひ参考にしてみてくださいね
- povoのおすすめポイント
- povoのデメリット
- povoが合わない人におすすめの格安SIM
povo2.0(ポヴォ2.0)ってどんなサービス?
povoは、2021年3月から提供を開始したKDDIのオンライン専用プランです。
その特長は、使い方に合わせた自由なプランが作れること。
「トッピング」と呼ばれるプランを組み合わせて、利用状況に合わせた設計が可能です。
元は「20GB:2,728円」のプランとしてサービスを開始しましたが、2021年9月に現在のプランに変更され、以来、元の20GBプランを「povo1.0」、現在のプランを「povo2.0」と呼ぶようになりました。
現在「povo1.0」は新規受付を行なっていないため、当記事では以後、povo2.0のことを「povo」と表記させていただきます。
povoのサービス概要
povo2.0 | |
---|---|
運営会社 | KDDI株式会社 |
料金プラン | 基本料金0円 データ使い放題(24時間)/330円 1GB(7日間)/390円 3GB(30日間)/990円 など複数のトッピングを選択 |
通話料金 | 22円 / 30秒 |
通話定額プラン | 国内通話5分無料:550円/月 |
無制限かけ放題:1,650円/月 | |
利用回線 | au自社回線 |
制限時速度 | 128kbps |
端末購入 | △ ※同時購入不可 ※au online shopで別途購入可 |
テザリング | ○ |
国際ローミング | × |
支払い方法 | クレジットカード |
口座振替など ※auからの乗り換えのみ | |
サポート | オンラインのみ |
povoを語る上で欠かせないポイントは、やはり料金プランです。
必要なデータ量に応じて課金する「プリペイド式」なので、無駄な通信費を削減できます。
ほかのオンラインプランと比較するとどうなの?
次の項目で、他社と比較した料金を見ていきましょう。
他社との比較
競合2社と比較した場合の料金は、次のとおりです。わかりやすいように、“月々3GB”の契約を基準に比較しました。
- 他社のオンライン専用プランとの比較(最安プラン)
ahamo(docomo) | 20GB / 2,970円(税込) |
---|---|
povo2.0(au) | 3GB / 990円(税込) |
LINEMO(SoftBank) | 3GB / 990円(税込) |
料金だけで見ると、povoとLINEMOが並ぶ形になります。
ahamoについては20GBプラン一択になるため、同プランを利用しました。
結局同じくらいってことかな?
料金面だけを見るとそうですが、3社にはそれぞれ別の強みがあります。
povoの具体例を挙げると、基本料金0円で運用できること。
これはほかのオンラインプランにない強みです。
特に、データを使わない月がある人にはpovoがおすすめです。
povoのおすすめポイント7選
povoのおすすめポイントってどんなところ?
ここからは、povoのおすすめポイントを項目別に解説していきます。
紹介するポイントは、以下の7点です。
- 基本料金が0円
- プランを自由にカスタマイズできる
- 安定したau回線
- eSIMに対応
- 無料でテザリングができる
- 契約・解約手数料がかからない
- 独自の「ギガ活」でデータ通信量が貯まる
それぞれくわしく解説するわね
おすすめ ❶|基本料金が0円
povo最大のおすすめポイントとして、基本料金0円が挙げられます。
使うときだけピンポイントでデータを追加できるので、サブ端末としての利用もおすすめ。
長期の出張が入ったから、多めにデータを使うかも
今月は在宅ワークがメインだから、データ量はいらないかな
生活状況に合わせて使い分けられるのは、嬉しいポイントです。
ただし、最後のトッピングが切れてから180日間経過すると利用停止されてしまいます。
定期的な利用が必要になる点には注意しておきましょう。
おすすめ ❷|プランを自由にカスタマイズできる
基本料金0円と合わせて、独自のトッピング機能の詳細を見ていきましょう。
povoで利用できるトッピングは、次のとおりです。
トッピング種別 | トッピング内容 | 料金 |
---|---|---|
データトッピング | オートチャージ NEW 3GB(30日間) | 990円/回 |
データ使い放題(24時間) | 330円 | |
1GB(7日間) | 390円 | |
3GB(30日間) | 990円 | |
20GB(30日間) | 2,700円 | |
60GB(90日間) | 6,490円 | |
150GB(180日間) | 12,980円 | |
通話トッピング | 5分以内通話かけ放題 | 550円 / 月 |
通話かけ放題 | 1,650円 / 月 | |
コンテンツトッピング | DAZN使い放題(7日間) | 760円 |
smash使い放題(24時間) | 220円 | |
サポートトッピング | スマホ故障サポート | 830円 / 月 |
けっこうたくさんある!
povoのトッピングは非常に幅広く用意されています。
- 1日だけデータ使い放題トッピング
- 1ヶ月だけ多めに20GBトッピング
- 通話が増えそうな月は通話トッピング
状況に合わせたトッピングができるので、臨機応変に使っていきたい方はぜひ検討してみてください。
データトッピングに待望の「オートチャージ」が登場しました。
人気のトッピング「3GB(30日間)」が、毎回のチャージ不要で継続利用可能に。お持ちのデータ容量をすべて使い切った場合、本トッピングの有効期限を過ぎた場合に3GB(30日間)が自動購入されます。
おすすめ ❸|安定したau回線
povoでは、auと同じ回線を使うことができます。
そのため、他社の格安SIMと比べても安定した通信が可能です。
親回線がauなので、5G通信に対応している点も嬉しいポイント。
具体的な通信速度については、以下の表をご覧ください。
時間帯 | 下り | 上り |
---|---|---|
朝 | 78.16Mbps | 11.1Mbps |
昼 | 111.29Mbps | 16.54Mbps |
夕方 | 122.14Mbps | 19.32Mbps |
夜 | 80.87Mbps | 13.17Mbps |
深夜 | 78.11Mbps | 13.65Mbps |
これは…速いの?
結論、povoの通信速度はとても速いです。
「下り」はダウンロード速度のことで、サイトの閲覧や動画視聴に利用します。
「上り」はアップロード速度です。使う機会は少ないですが、ビデオ通話をする際などに利用します。
他社の格安SIMでは、下りの速度は速くても50Mbps前後で計測されることも多く、通信状況によっては5Mbps以下になることも。
平均90Mbps近い下り速度が出ているpovoは、非常に良好な通信状況だとわかりますね。
また、みんそく様のランキングではソフトバンクのキャリア回線を抑えて4位にランクインしています。
おすすめ ❹|eSIMに対応
povoはeSIMの契約にも対応しています。
eSIMとは、スマホ内蔵のICチップに情報をダウンロードして利用するタイプのSIMです。
使う予定の機種がeSIMに対応していれば、物理カードの到着を待たずに即日開通できます。
ただし、eSIMが申し込めるのは新規・MNPどちらかの場合のみです。
auからpovoに乗り換える場合は、一度解約して新規申し込みが必要になるので、頭に入れておきましょう。
おすすめ ❺|無料でテザリングができる
povoのテザリングは、申込不要かつ無料で利用できます。
利用上限なども設定されていないので、外出時のモバイルルーター代わりに使いたい方にもピッタリ。
状況に応じたトッピングをして、テザリングを有効活用しましょう。
おすすめ ❻|契約・解約手数料がかからない
povoでは、契約・解約時の手数料が一切かかりません。
契約期間の縛りなども撤廃されているので、安心して契約ができます。
基本料金0円なので、トッピングした金額だけが加算される非常にわかりやすい料金設定です。
おすすめ ❼|独自の「ギガ活」でデータ通信量が貯まる
povoが独自に提供している「ギガ活」を利用すると、おトクにデータ通信量が貯められます。
ギガ活とは、利用シーンに応じて300MB〜1GBのデータ通信量が付与されるサービスです。
具体的には、次の2つの方法で通信量が受け取れます。
- au PAYの支払いでもらう
- 対象店舗を利用してもらう
ローソンや松屋などの利用頻度が高い店舗も対象になっているため、上手く活用すればおトクにデータ量を貯められるでしょう。
ギガ活の対象店舗は公式サイトで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
ギガ活|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
povo2.0のデメリット6選
povoのデメリットはどうなんだ?
povoを利用する上でデメリットに感じる点は、次の6つです。
- auの割引が使えない
- 海外ローミングが使えない
- 端末が同時購入できない
- 支払い方法がクレジットカードのみ
- トッピングの自動更新がない
- 留守番電話が使えない
それぞれ詳しく解説します!
デメリット ❶|auの割引が使えない
povoでは、auが展開している割引の恩恵が受けられません。
- 家族割プラス
- auスマートバリュー
- スマイルハート割引
上記のような割引を活用しているauユーザーは、注意が必要です。
とはいえ、使い方次第ではpovoのほうが圧倒的に安くなるのは間違いないでしょう。
サブ端末としてpovoを契約する選択肢もあります。
利用状況に合わせた選択をしていきましょう。
デメリット ❷|海外ローミングが使えない
povoは、海外で通信ができる海外ローミングに対応していません。
海外利用を検討しているユーザーにとっては、大きなデメリットと感じてしまうでしょう。
補足としてお伝えすると、今後海外ローミングに対応予定はあると公式から発表されています。
ただ、正確な開始時期は明言されていません。
海外ローミングが使いたい場合は、対応しているahamoやLINEMOも検討してみましょう。
デメリット ❸|端末が同時購入できない
povoでは、契約時に端末を同時購入できません。
そのため、使用する端末は自分で用意する必要があります。
これはおトクなオンライン専用プランとして、無駄な要素を省いた結果と言えるでしょう。
おトクな購入キャンペーンなどはありませんが「au Online Shop」では端末を別途購入できます。
端末も準備する必要がある方は、事前にそちらもチェックしておきましょう。
デメリット ❹|支払い方法がクレジットカードのみ
povoの支払い方法は、クレジットカードの1種類しかありません。
他社では口座振替やデビットカードなど、ほかの支払い方法が用意されています。
クレジットカードを持っていない方にとって、支払い方法が限定される点は大きなデメリットになってしまうはず。
ただし、auユーザーがpovoに乗り換える場合に限って、支払い方法が引き継がれます。
裏技的な方法にはなりますが、どうしてもほかの支払い方法を使いたい場合は、一度auを経由してpovoを契約する方法も検討してみてください。
デメリット ❺|トッピングの自動更新がない
povoのデータトッピングは、自動更新に対応していません。
その都度自分でチャージする必要があるため、面倒くさがりの方には不向きです。
また、トッピングの有効期限は「30日」や「90日」など日数単位で設定されています。
1ヶ月単位ではないため、合わせて頭に入れておきましょう。
しっかりデータ量を把握できればおトクにスマホを活用できるので、契約前に管理方法を考えておきましょう。
データトッピングに待望の「オートチャージ」が登場しました。
人気のトッピング「3GB(30日間)」が、毎回のチャージ不要で継続利用可能に。お持ちのデータ容量をすべて使い切った場合、本トッピングの有効期限を過ぎた場合に3GB(30日間)が自動購入されます。
デメリット ❻|留守番電話が使えない
povoでは、留守番電話・転送電話のサービスを提供していません。
これは仕事で留守電を頻繁に使う方にとっては、死活問題になってしまうことも。
どうしても留守電が必要な方は、以下の格安SIMも選択肢に入れてみましょう。
上記の格安SIMでは、無料で留守電サービスを提供しています。
povoはどんな人におすすめできる?
「メリット、デメリットを踏まえてpovoはどんな人におすすめ?」
ここからは、さまざまな要素を踏まえてpovoがおすすめな人、おすすめしない人の特徴を紹介していきます。
自分に当てはまる特徴があるか、チェックしてみましょう。
povo2.0がおすすめな人
次の条件に当てはまる場合、povoを活用できる可能性が高いと言えます。
- サブ端末が欲しい人
- povoの基本料金は0円です。必要に応じたトッピングができるので、2台目のスマホが欲しい人に向いています。
- 毎月のデータ量が変動しがちな人
- 利用状況に応じたトッピングができるので、仕事の影響などでデータ量が安定しない方に向いています。
- テザリングを活用したい人
- povoでは無料でテザリング利用できます。24時間使い放題と組み合わせて、一時的なテザリング利用も可能です。
- ポイ活好きな人
- povoの「ギガ活」では、日常の買い物でデータ量を獲得できます。ポイ活が好きな人は、有効活用できるでしょう。
povoは「状況に応じて課金したい」と考えているすべての人におすすめのプランです。
思い当たる節がある人は、ぜひ利用を検討してみてください。
povo2.0をおすすめしない人
次の項目に該当する人は、povoを使いこなせないかもしれません。
他社の格安SIMも選択肢に入れてみましょう。
- 海外に行く機会が多い人
- povoは海外ローミングに対応していません。海外に行く機会が多い場合は「LINEMO」や「ahamo」も選択肢に加えましょう。
- クレジットカードを持っていない人
- povoの支払い方法はクレジットカードのみです。ほかの支払い方法を希望する場合は同じKDDIが提供する「UQmobile」がおすすめです。
- データ量の管理ができない人
- povoのデータトッピングは自動更新ができません。
細かい管理が苦手な方は、毎月の通信量が決まっている他社のプランを検討してみましょう。 - 端末を同時購入したい人
- povoでは端末の同時購入ができません。
端末も一緒に購入したい場合は、同じKDDIが提供する「UQmobile」がおすすめです。 - 留守電サービスを頻繁に使う人
- pvooでは留守電サービスを提供していません。
留守電サービスを希望する方には、1GBまで0円で利用できる「楽天モバイル」がおすすめです。
povoの口コミ・評判
ここまでpovoのさまざまな特徴を紹介してきましたが、実際に利用したユーザーの声も気になるのではないでしょうか。
ここからは、実際に利用したユーザーの口コミを紹介していきます。
検討する際の参考にしてみてください。
povoの良い口コミ・評判
povoの良い口コミでは「利用状況に合わせられるのが良い」といった声が多く見られました。
使わない月は調整して節約できる点は、やはりpovoの大きな強みと感じる方が多いようです。
povoの悪い口コミ・評判
povoの悪い口コミでは「海外ローミングがないのが残念」「自分に合ったデータ量がない」といった意見が見られました。
やはり海外に行く機会が多い人には、デメリットになってしまいますね。
また、事前に自分が使うデータ量を把握しておくのも大事なポイントになります。
フィットするトッピングがないことが原因で、追加課金する人が多い印象です。
povo以外のおすすめ格安SIMは?
povo以外の選択肢も知りたいです
ほかの格安SIMと比較検討したい場合は、以下の記事をチェックしてみてください。
povo2.0を含めたおすすめの格安SIM12選を紹介しています。
povoに関するよくある質問
ここからは、povoの契約を検討する方によくある質問について、Q&A形式で回答していきます。
まとめ:povo2.0に切り替えておトクにスマホを使おう!
この記事では、KDDIのオンライン専用プラン「povo2.0」についてまとめてきました。
- povoはKDDIのオンライン専用プラン
- 基本料金0円で利用可能
- 多彩なトッピング
- eSIM対応
- 契約・解約手数料無料
- おトクな「ギガ活」
povoは、自由自在なトッピングから高い人気を得ている格安SIMです。
使わないときは基本料金0円で抑えられるのも嬉しいポイント。
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