【月0円〜】通話のみで選ぶ格安SIM！おすすめも選び方も徹底解説！

通話のみで安く使えるおすすめの格安SIMが知りたい！

こんな疑問にお答えします。

大手3キャリアの通信プランは高額。節約のために格安SIMを検討される方の中には、通信プランと同様、通話プランを重視する方も多くいらっしゃいます。

しかしネット上の情報は通信プランの価格や通信品質の話が中心で、通話プランについてはあまり詳しい話が載っていない。そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、格安SIM各社の通信プランの中から通話料が安いプランを厳選。最も安く電話がかけられる格安SIMをご紹介します。

さらに「着信中心」「かけ放題」「留守番電話」といった、使い方の違いによるおすすめプランについても個別に検証。

この記事を読めば、みなさんにとってぴったりの通話プランがきっと見つかります。

通話のみで安く使える格安SIMが知りたい！

「通話機能のみ使えればいい」こういった基準で格安SIMを選ぶ場合、データ量や通信品質はあまり重視しません。

「データプランは最低限でいいから、できるだけ安くすませたい」と考える方が多いでしょう。

最近の格安SIMは、大手3キャリアより通話料が安いものが多く、中には半額以下のものもあるほど。「通話」で格安SIMを選ぶということは、実はとてもかしこい選択方法なのです。

何で格安SIMを「通話のみ」で使いたいの？

そもそも、格安SIMを通話機能のみ、あるいは通話機能メインで使う理由ってなんでしょう？

それは人それぞれかと思いますが、だいたい下記のような理由で「通話のみ」の格安SIMを探している方が多いようです。

大手キャリアにもケータイプランがありますが、当然ながらガラケーでしか契約できません。スマホでも「通話だけでいい」という理由は結構あるもので、そういったニーズには大手キャリアのプランは応えきれていません。

当サイト管理人も、メインのスマホは通話用と通信用の2枚のSIMを使い分ける「デュアルSIM」で運用しています。通話プランと通信プランを分けることで、キャンペーンなども使いながら様々な格安SIMを気軽に試せています。

「通話のみ」で選ぶおすすめ格安SIMは？

では「通話のみ」で選ぶおすすめの格安SIMはなんでしょう？

実はその答えはひとつではありません。

ざっくりお答えしても、このように使い方によっておすすめは変わってきます。

その理由、これから詳しく解説していきますね。

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「通話のみ」で使う格安SIMの選び方

「通話のみで使いたい」とひとことで言っても、人によってその理由は違います。

例えば「通話をたくさんするから安く使いたい」という方もいれば、「ほとんど使わないから無駄な出費を抑えたい」と考える方もいるでしょう。

通話で格安SIMを選ぶ場合は、ご自分の使い方に応じて選び方のポイントを変えることが大事です。

通話で選ぶ格安SIMのポイント

それでは、ご自分の使い方にあった通話プランを選ぶための、選び方のポイントについて解説します。

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格安SIM各社の通話のみプラン比較

ここから具体的に、格安SIM各社の通話のみプランを比較していきましょう。

通話料の安さだけでなく、基本料や通話定額、留守番電話などの通話オプションも比較してみます。

なお通話のみというプランは基本的にないので、「基本料」は各社の最安値プランを参照しています。

ブランド	HISモバイル	mineo	povo	楽天モバイル
プラン	由自在290プラン	マイそく スーパーライト	povo2.0	UN-Limit VII
基本料	290円 (100MB)	250円 (32kbps)	0円 (128kbps)	1,078円 (3GB)
通話料	9円/30秒	11円/30秒	22円/30秒	0円
通話定額 A	5分かけ放題 500円	10分かけ放題 550円※1	5分かけ放題 550円	ー
通話定額 B	ー	10分/月 110円	ー	ー
通話定額 C	かけ放題 1,480円	かけ放題 1,210円※2	かけ放題 1,650円	かけ放題 0円
留守番電話	385円	0円※3	ー	0円
利用回線	ドコモ	ドコモ/au/SB	au	楽天モバイル
eSIM対応	○	○	○ 構成プロファイル不要	○ 構成プロファイル不要
タイトル	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

• 1：キャンペーンで最大4ヶ月間無料
• 2：キャンペーンで初月0円、翌月から最大3ヶ月間550円/月
• 3：ソフトバンク回線の場合

そうですね。基本料が安いプランや通話料が安いプランもあるため、ご自分の使い方に合わせて総額で比較する必要があります。

これから、使い方ごとにおすすめのプランを選んでいきましょう。

通話目的別で選ぶ通話のみ格安SIM

それでは、通話目的ごとにおすすめの格安SIMを選んでいきましょう。

着信専用／電話をかける機会が少ない

まずは待ち受けのみで、ほとんど自分から電話をかけないという方にぴったりのプランを探します。

電話をかける機会が少ない場合は、基本料金の安いプランを選ぶのが基本です。

基本料金0円のpovoもがおすすめですが、1ヶ月あたりの通話時間によっては他のプランを候補に入れてもいいでしょう。

各社の基本料に通話料を加算した費用を通話時間ごと比較します。

各社のプランと費用は下記の通り。適用できる通話オプションは使う前提で比較します。

HISモバイル：自由自在290プラン

基本料290円　通話料9円/30秒

mineo：マイそくスーパーライト

基本料250円　通話料11円/30秒　※10分/月通話パック(110円）適用

povo 2.0

基本料0円　通話料22円/30秒

楽天モバイル：Rakuten UN-LIMIT VII

基本料1,078円　通話料0秒（Rakuten-Linkアプリ使用時）

通話時間(月)	0分	5分	10分	15分	20分	25分	30分
HISモバイル	290円	380円	470円	560円	650円	740円	830円
mineo	250円	360円	360円	470円	580円	690円	800円
povo	0円	220円	440円	660円	880円	1,100円	1,320円
楽天モバイル	1,078円	1,078円	1,078円	1,078円	1,078円	1,078円	1,078円

表を見ていただくとわかりますが、基本料0円のpovoが最強なのかというとそうでもないのですね。

特にmineoの新プラン「マイそくスーパーライト」は、基本料250円・通信速度32kbpsという超低速回線。完全に通話に振り切った通信プランです。毎月10分間の通話パックが110円で使える、とってもお得な通話パックがあるので、これを組み合わせるのがおすすめです。

1回5〜10分以内の短時間通話が多い

電話をかける機会は多いけれど、あまり長電話はしないという方には、1回5〜10分以内の通話が何回でも無料になるタイプの通話定額オプションに加入するといいでしょう。

各社の基本料と通話オプション費用を表にまとめました。

無料になる通話時間や無料分超過後の費用も参考に、ご自分の使い方に合ったプランを探してみてください。

タイトル	月額 （基本料/通話定額）	定額通話時間	超過後料金
HISモバイル	790円 （290円/500円）	5分かけ放題	9円/30秒
mineo	800円 （250円/550円）	10分かけ放題	11円/30秒
povo	550円 （0円/550円）	5分かけ放題	22円/30秒
楽天モバイル	1,078円 （0円/1,078円）	かけ放題	ー

長時間の通話を多くする

お仕事などで、通話時間を気にせず使いたいという方は、各社の用意するかけ放題プランを利用しましょう。

大手キャリアに比べて基本料が安いので、かけ放題プランでもかなりの節約ができるはずです。

タイトル	月額 （基本料＋通話定額）	基本料	通話定額量 （かけ放題）
HISモバイル	1,770円	290円	1,480円
mineo	1,460円	250円	1,210円
povo	1,650円	0円	1,650円
楽天モバイル	1,078円	1,078円	0円

かけ放題プランのおすすめは楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VII。

0円プランがなくなってしまい残念に思っている方も多いかと思いますが、無料通話アプリ「Rakuten-Link」を使えば通話無制限。月額1,078円でかけ放題になります。しかも月3GBまでのデータ通信も込みなのでかなりお得。

かけ放題プランとして選んだ場合、楽天モバイルは最有力候補です。

ただし「Rakuten-Link」アプリでの通話はインターネット回線を使います（パケット消費はなし）。地下やビルの中など、楽天回線がつながりにくい場所では通話品質にも影響が出てしまうことがあるので注意が必要です。

楽天モバイルの通話品質が不安ということであれば、他社のかけ放題プランも検討してみましょう。ここでもmineoのマイそくスーパーライトが安いですね。

留守番電話を使いたい

留守番電話やキャッチホン（割込電話）を使いたいという場合は、ご利用予定のサービスにオプション設定されているかを確認しましょう。

タイトル	利用回線	留守番電話	キャッチホン （割込通話）	基本料
HISモバイル	ドコモ/ ソフトバンク	385円/ 0円	275円/ 275円	290円〜/ 1,078円〜
mineo	ドコモ/ au/ ソフトバンク	319円/ 319円/ 0円	220円/ 0円/ 220円	250円〜/ 250円〜/ 250円〜
povo	au	ー	ー	0円〜
楽天モバイル	楽天	0円	1,078円	1,078円〜

今回ご紹介している5つのサービスのうち、留守番電話にも割込通話（※キャッチホンはNTTドコモの商標です）にも対応していないのはpovo。基本料0円で人気のプランですが、留守番電話を使いたいという方にはおすすめできません。

無料で留守番電話が使える格安SIM

留守番電話を使うなら、できれば無料で使いたいと思う方も多いでしょう。

しかし無料で留守番電話が使える格安SIMは、実はそれほど多くありません。

留守番電話が無料で使えるのは、楽天モバイル、そしてソフトバンク回線を利用した格安SIMです。

これは、大手3キャリアの中でソフトバンクだけが無料で留守番電話を提供しているためで、同じ回線を使った格安SIMも同様に無料で留守番電話が利用できます。

ただし、ご利用にはお使いの端末が楽天モバイルやソフトバンク回線に対応している必要があります。

ご契約前に必ず各社のWebサイトにて、動作確認済み端末を調べましょう。

有料で留守番電話が使える格安SIM

無料で格安SIMが使えるのはソフトバンク回線が中心。ドコモやau回線の格安SIMで留守番電話を使いたいなら、有料のオプションサービスを利用することになります。

有料で留守番電話サービスを提供している格安SIMはかなり多いため、すべてをご紹介することはできませんが、だいたい月額200円〜300円ほどのオプション設定になっている場合が多いようです。

ここでも基本料・通話料ともに安いmineoのマイそくスーパーライト（ドコモ、au回線）やHISモバイル（ドコモ回線）がおすすめです。

通話のみで選ぶおすすめ格安SIM5選

それでは「通話のみ」で選ぶおすすめの格安SIMをランキング形式でご紹介します。

通信プランについては各社最安プラン同士を比較。「基本料金」「通話料」「通話定額」「留守番電話」「対応キャリア」の4項目で評価しました。

まとめ：「通話のみ」で使う格安SIMの選び方

通話のみで使いたい場合の、おすすめ格安SIMについて解説してきました。

まず「通話のみで使いたい」と一言で言ってもその理由はさまざまです。

また同じ「通話のみで使いたい」理由だったとしても、たくさん通話をするから節約したい人もいれば、ほとんど通話しないから余計な出費は抑えたいという人もいるでしょう。

使い方によって格安SIMの選び方のポイントも変わってきます。

このように、使い方によっておすすめの「通話のみ」格安SIMは変わってきます。

この記事を参考に、みなさんにとってぴったりの「通話のみ」格安SIMを探してください。